ヤクルトって悪玉菌を減らせるの?

[最終更新日]2016.10.19

あの小さなヤクルト1本の中には、数百億もの乳酸菌が入っているのをご存知でしたか?
乳酸菌はもともと腸の中に住んでいて、ビフィズス菌などと一緒に活躍している善玉菌の代表です。善玉菌は腸の運動を活発にして、食べ物のカスやガスが溜まるのを防いだり、免疫力を高めるなど健康維持に重要な働きを担っています。

では、ヤクルトに含まれている乳酸菌も腸の中で善玉菌として働き、悪玉菌を退治してくれるのでしょうか?

胃酸で死なない乳酸菌!?

胃酸で死なない乳酸菌

食べ物や飲み物として体内に入った乳酸菌は、強力な胃酸の働きによって99%が腸に到達するまでに死んでしまいます。ヤクルトに含まれているのも乳酸菌なのですが、なぜかヤクルト菌は腸まで届くと言われています。どうしてこのヤクルトに含まれる乳酸菌は強いのでしょう?

ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株

ヤクルトには胃酸で死なない特別な乳酸菌が使われています。その名前は乳酸菌ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株で、有名ですね。

シロタ株の特徴

  • ヤクルト乳酸菌は胃酸にも負けないように強化培養されている
  • 胃液や胆汁などの消化液なのかでも生き残り、腸まで届く
  • 腸内でそのまま善玉菌として定着しやすい

なるほど、強化培養されて鍛えられた強さを持つのが、ヤクルト乳酸菌なのですね。
これならば、悪玉菌を退治してくれる力は十分にありそうですが、実際にその強さはどの程度なのでしょうか。

 

ヤクルト乳酸菌、その強さを実証!

ヤクルトの強さ

それでは、生きて腸まで届く強さを持つヤクルト菌を使った試験結果がありますのでご紹介します。
(試験結果出典:ヤクルトサイエンスリポートNo.1

人工胃液を使った実験

一般の乳酸菌と、シロタ株をそれぞれ人工胃液に入れて、30分後、60分後の生存数を確認

結果@一般の乳酸菌は60分後全滅、一方シロタ株は多くが生き残った

シロタ株を飲んだ後の糞便調査

  • シロタ株を飲んでもらい、その後日便を回収。

シロタ株が生きたまま回収できた。

  • シロタ株を毎日飲んだときのビフィズス菌と大腸菌の変化

シロタ株を飲んでいる時はビフィズス菌が増え、便1gあたり100億からの菌数を確認できた。これとは逆に、シロタ株を飲む前の大腸菌数は便1gあたり3000万個であったのが、飲んだ後600万個まで減少した。

  • シロタ株を飲んだときの便秘と下痢の改善

便秘(対象172人)は約半数が改善、下痢(対象153人)は7割が改善。

 

ヤクルト乳酸菌シロタ株は、本当に生きて腸まで届くのですね!この強さなら、悪玉菌をやっつけられるのはまちがいなさそうです。

 

ヤクルト乳酸菌の驚くべきパワー

シロタ株の強さは頼れることが分かりましたね。ヤクルトは、この強化培養されたシロタ株一種類だけを使っています。では、このパワフルなヤクルト乳酸菌の実際の働きぶりを一緒に見てゆきましょう。

ヤクルト乳酸菌(シロタ株)が働く場所は?

乳酸菌は腸内が仕事場でしたね。腸内といってもかなり広いうえに、乳酸菌によって棲む場所も違います。このシロタ株は胃酸に負けずに生きたまま小腸へたどり着き、そのまま定住して自分の棲む場所を居心地よく整え始めます。これが腸内環境改善の始まりです。

ヤクルト乳酸菌(シロタ株)のお仕事は?

棲みかを定めたヤクルト菌は、小腸で善玉菌として働き始めます。

仕事1:乳酸を作りだす

乳酸は腸の運動を活発にしてくれるので、便秘が徐々に解消してゆきます。排せつ機能が改善されたおかげで、食べ物のカスは体内にたまらず、腸内での食べ物カスの腐敗を防いで腐敗ガスの発生も抑えられてゆきます。

さらに、悪玉菌はこの乳酸が苦手なので活動が弱まり、エサになる食べ物のカスも減って有害物質を作り出せません。おかげでお腹のハリや臭いオナラの原因を断ち切ります。

仕事2:ビフィズス菌を元気付ける

ヤクルト乳酸菌(シロタ株)は、「ヤクルト乳酸菌、その強さを実証!」の項でもお話したように、ビフィズス菌ととても相性がいいのです。ですからヤクルト菌が腸内に入ってくると、ビフィズス菌は活気付いてどんどん増えるようになります。つまり腸内は善玉菌が優勢になり悪玉菌は弱くなる一方です。

 

小腸の大事な働き

ヤクルト乳酸菌の働きは分かりましたが、そのヤクルト菌が働く小腸はどんな働きをしているのかご存知ですか?「小腸」の仕事も簡単におさらいしておきましょう。

小腸って小さいの?

名前に「小」が付きますが、実は6mもあるんです!大きく十二指腸、空腸、回腸に分けられていて、その内側は絨毛と呼ばれる突起物でできたひだで覆われています。このヒダのおかげで食べ物に効率よく接触でき吸収することができるんですね。

小腸の仕事

小腸は、胃で消化されドロドロ状態になった食べ物が送られてくると、さらに消化液と混ぜて通過させながら食べ物を吸収します。

⇒吸収がきちんと行われると、大腸は速やかに排せつ物をまとめ、肛門へ送ります。
⇒吸収する時に安全な物、病原菌などを識別します。

 

大腸の働きや私達の体の健康は、この小腸の働きにかかっているわけですね。この手助けをしているヤクルト菌のパワーは本当にすごいですね。

 

継続は、力なり

ヤクルト菌は1回飲んだだけでは、この素晴らしい効果を得ることはできません。継続してこそ、得られる効果なのです。「そんな、小腸に棲みついてくれるんでしょう!?」と疑問に思う方もいるでしょう。

そうなんです、小腸に棲みついてはくれますが永住はしてくれないんですね。どのくらいの日数頑張ってくれるのか分からないから、強いヤクルト菌を送り続ける必要があるんです。

 

まとめ

ヤクルト乳酸菌シロタ株は、腸までしっかり届いて良い菌を増やす手伝いをし、なおかつ悪い菌を減らしてくれる力が強いのですね。素晴らしい効果を得て、元気なお腹を維持するためにヤクルトを毎日の習慣にしてみてはいかがですか。

 

 

 

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