カスピ海ヨーグルトは善玉菌を本当に増やしてくれるのか

[最終更新日]2015.04.10

皆さんの中に、数年前に「カスピ海ヨーグルトのブーム」があったことをご存知の方はいらっしゃいますか?

植え継ぎ(出来上がったヨーグルトを牛乳に入れて発酵させて新しいヨーグルトを作る)ができることから、知り合いから種菌を分けてもらって家庭で作っていた方も多いと思います。独特の粘りがあるヨーグルトですよね。

カスピ海ヨーグルトって何?

由来

カスピ海ヨーグルトは、ヨーロッパ南東部の黒海とカスピ海にはさまれた、コーカサス地方の伝統食品なのだそうです。この地域は長寿地域として知られていて、そこから京大教授の家森幸男さんが持ち帰り日本に広まったといわれています。

どんな菌が入っているの?

クレモリス菌FC株

カスピ海ヨーグルトの中の主役の乳酸菌です。
生きて腸まで届くプロバイオティクス効果があり、菌体外多糖(EPS)という特有の粘りを生み出す物質を生み出します。このEPSは、ヒトの消化液では分解されないので、クレモリス菌もEPSも生きて腸まで届くのだそうです。

アセトバクター菌

安定したヨーグルトを作るのに役立っていて、家庭で繰り返し作るために必要な酢酸菌です。

食べるとどうなるの?

整腸効果

腸内環境を整え便秘の予防や改善に役立ちます。

生活習慣病予防

EPSが食物繊維と同じように働き(小腸での糖質吸収を抑制)、食後の血糖値上昇をゆるやかにしてくれます。

美肌

ストレスが与える肌機能の低下を抑えてくれます。アトピー性皮膚炎の症状緩和効果もあるそうです。

免疫力アップ

インフルエンザの予防接種効果を高め、感染しても症状の悪化を緩和します。

クレモリス菌が作るEPSの効果

このようにさまざまな効果が明らかになったカスピ海ヨーグルトですが、どうしてこんなにたくさんの効果があるのでしょうか?それは、やはりクレモリス菌が生み出す「EPS」に秘密があるようです。EPSはヨーグルトに独特のとろみを出してくれますが、この成分の効果を証明したマウス実験をご紹介します。

炎症抑制効果

耳に皮膚炎を起こしたマウスに「EPS」を食べさせる実験をしたところ、皮膚の炎症が抑えられたそうです。ステロイドを投与したマウスと同じくらい効果があったそうですから驚きですね。

腸内環境改善

「EPS」を食べさせたマウスの腸内には善玉菌の割合が増えていることが明らかになったそうです。善玉菌が増えると悪玉菌は減りますから、腸内の環境がよくなったということになりますね。

このように「EPS」は腸内の免疫機能に働きかけることで、炎症を抑えたり腸内環境の改善に役立っているのです。

はじめてみませんか?カスピ海ヨーグルト!

カスピ海ヨーグルトは、そのまま市販されているものもありますし、粉末の種菌から作ることもできます。
フジッコ「カスピ海ヨーグルト手づくり用種菌セット」はインターネットで買うこともできます。同じくフジッコから、クレモリス菌を生きたまま凍結乾燥させたサプリメント「善玉菌のチカラ」も出ています。手軽に摂ることができますから嬉しいですね。

カスピ海ヨーグルトは腸内で善玉菌を増やし、健康を保つのに効果的ですから、流行が再燃しているのも納得できますね。ぜひ生活に取り入れてみたいものです。

 

 

 

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