「腸の健康は体の健康」と言えるほど、その役割は大きなものです。
そんな腸の健康に悪い影響を与えるものは、悪玉菌です。悪玉菌と善玉菌のバランス次第では、腸内環境は悪くなってしまい、体の不調としてあらわれてしまいます。
悪玉菌を優勢にさせないことが何よりも大事なことですが、ここでは悪玉菌が増えてしまうとどのような病気になりやすくなるかを見ていきましょう。
体の不調は悪玉菌が増えるから?腸からのSOSサイン

腸内環境を整えるためには、この善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7のバランスを保つことが重要です
しかし、ストレスや食生活の乱れによって、簡単にバランスが変わってしまいます。
変わりやすい腸内バランス。
いつだって、悪玉菌は善玉菌よりも上に立つために、虎視眈々と機会をうかがっているんです。
悪玉菌が善玉菌よりも優勢になってしまうと、どのような体の不調が表れてくるのか見ていきましょう。
便秘になる
「悪玉菌が増えてしまうと、どんなことが起きる?」
なんて聞かれると、一番に思い浮かぶのが『便秘』のはず。
悪玉菌が増殖し腸内環境が荒れてしまうと、腸のぜん動運動が弱くなってしまいます。
つまり便を押し出す力が弱くなってしまい、便秘になりやすくなってしまうんです。
免疫力が下がる
腸内に悪玉菌が繁殖してしまうと、当然腸の元気もなくなってしまいますよね。さらに便秘になってしまうと、便は腸に溜まりやすくなります。
そのため、消化や栄養を吸収する力も落ちるだけではなく、不要物がさらに腐って悪玉菌が繁殖しやすくなる、悪玉菌スパイラルにはまってしまうんです。
しかも!腸って実は免疫細胞を、全体の7割も抱え込んでいる免疫細胞の大企業。皆さんが働く環境が悪くなると、仕事の効率が落ちるように、腸の中の免疫細胞も仕事をしづらくなってしまいます。
その結果、免疫力低下につながってしまうんですよ。
たとえば風邪やインフルエンザなどの感染するタイプのものにかかりやすくなります。またアレルギーや花粉症などにも免疫が低下することによってなりやすくなってしまいます。このように免疫が低下することで起こる病気はさまざまです。
そんな悪い事しかしない悪玉菌が増えた腸内環境をきっかけに、どんな病気のリスクがあるか見ていきましょう。
生活習慣病

便秘やストレス、化学物質やアルコールなど、腸内の環境によくないものが一度に腸へ負担としてかかると、毒素の量が増えてしまいます。この毒素によって体の機能の低下が起こってしまうのです。
毒素がカラダの機能を低下させるメカニズム
たとえば肝臓の機能は、毒素の解毒に追われてしまうために疲れてしまいます。そうすると肝臓の機能の低下が起こり、脂肪の分解や栄養の吸収が滞ってしまいます。
結果、ふとりやすい体質にもなります。また毒素が 血管を通って全身へ運び出されるために、血管の病気、心疾患、動脈硬化などを生み出します。
このようにいわゆる生活習慣病とも言われる症状を引き起こしてしまい、そのような状態が続くと大きな命をも脅かす病気を招くこともあります。
脳の機能の低下

実は悪玉菌が生み出した有害物質は、神経伝達物質を阻害してしまうのです。
これによって、脳の働きが低下することもあるのです。有害物質を解毒するために、体が疲れてしまい脳も疲労してしまいます。脳の疲労はネガティブな思考になってしまい、それが長く続いてしまうと、うつ病のような精神病になってしまうこともあります。
まとめ

上記にあげた3つ以外にも悪玉菌の影響はたくさんあります。悪玉菌といえばそこまで大きな病気につながるものとして認識されてはいませんでしたが、実は怖いものであるということを改めて認識したのではありませんか?
腸内環境を整えて善玉菌を優勢に保つことで、悪玉菌の影響を最小限にとどめることができます。詳しくは、下記ページを参考になさってください。
>>見逃さない!悪玉菌増殖のサイン。増殖を止める方法とは
 
 
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