ヤクルトが乳がんを予防するといわれているわけ

[最終更新日]2016.10.19
nyugan

ヤクルトは小さなお子さんでも知っている、国民的に有名な乳酸菌飲料ですね。
ところでこのヤクルト、「乳がんの予防」に効果があると言われているのはもうご存知でしょうか?「あの小さな容器に入った乳酸菌飲料にそんなことできるの?」、「乳酸菌の研究開発はここまで来た!」とみなさんの反応は様々なことでしょう。

このヤクルトに含まれる「乳酸菌シロタ株」は、お腹の調子を整えてくれます。その、整腸作用に優れている「乳酸菌 ラクト バチルス シロタ株」が、どうして乳がん発症リスクを減らすことができるのか・・・。

実際に行われた試験の内容や、その結果、そしてシロタ株と腸と乳ガンの関係についてご紹介しましょう

乳がんとヤクルト・シロタ株

乳がんとシロタ株

L・カゼイ・シロタ株の誕生以来、研究開発を続けているヤクルト本社が、2013年7月に「ラクトバチルス カゼイ シロタ株(L.カゼイ・シロタ株)」の一つの研究結果を発表しました。それは乳酸菌シロタ株を習慣的に摂取した場合、乳がんの発症リスクを低くする効果があるというものです。

すごいですね!薬ではなく、乳酸菌が出した結果です。

それではこの注目を集めた腸内細菌と乳がんの関係を、さらに詳しくご紹介しましょう。

 

乳酸菌シロタ株と乳がん発症の関連研究

乳ガンとは

乳房に発生するガンのことですね。女性のガンの1位を占めていますが、かかる方の数が年々増え、死亡者数も増えている、女性にとって深刻な病気です。この乳ガン、女性ホルモンの分泌と大きな関係がありますが、同時に食習慣が大きく影響するとも考えられています。

乳酸菌シロタ株を使った試験

ヤクルト本社が、公益財団法人パブリックヘルスリサーチセンターのがん臨床研究支援事業に賛同・協力して行われた「乳酸菌摂取と乳がんの関連を検討するケース・コントロール研究」です。研究成果は科学雑誌「Current Nutrition and Food Science」誌(9(4):194-200,2013)に発表されました。
(出典:ヤクルト サイエンス・レポート19

研究と試験の目的は?

乳ガンは、生活習慣(特に食生活)も大きな原因の一つに考えられています。そこで、近年ガン予防効果を期待できると話題になっている、プロバイオティクス(Lカゼイ・シロタ株など)が注目されました。

つまり、乳酸菌を、どの年代で摂取したかによって、乳がんの発症率が変わるのではないか、と推定したわけです。このことから、Lカゼイ・シロタ株が乳ガンの発症も抑えることに関係するかどうかを調べたのです。

さらに、既に乳がん発生をおさえる効果が報告されている大豆イソフラボンと、Lカゼイ・シロタ株を同時に摂取したら、どのような効果が期待できるのかも調べました。

どんな試験を行ったの?

試験の方法は?

ケース・コントロール試験を使いました。
まずケース群(乳ガンに罹っている人)とコントロール群(罹っていない人)を選びます。次に、病気の原因と思われる因子を持っているか、持っていないかの調査をし、病気の発生と、その原因と思われる因子の関係を調べる試験です。

対象となった人は?

ケース群として、初期乳癌にかかって術後1年以内の40~55歳の女性を全国から306人選びました。コントロール群としては、それぞれの乳がん患者の方と年齢や居住地が近い人が2名、合計で662名選びだされました。この662名の方たちは、過去に(成長期、20歳、10~15年前)L.カゼイ・シロタ株や大豆イソフラボンを含む食品をとった経験の有無を調査して、選ばれています。

試験の内容は?

  1. L.カゼイ・シロタ株の摂取頻度を週4回以上と週4回未満で比較
  2. 大豆イソフラボンの1日あたりの摂取量を4グループに分けて比較
  3. 1と2の比較から、L.カゼイ・シロタ株と大豆イソフラボンの同時摂取で期待できる、二つ合わせた効果の有無

この試験の結果は?

>Lカゼイ・シロタ株の摂取頻度と乳がん発症のかかわり
L.カゼイ・シロタ株の摂取頻度を週4回以上と週4回未満で比較を行った結果、L.カゼイ・シロタ株を摂る頻度が高くなるほど、乳がんの発症率が減ることが分かりました。

>大豆イソフラボンの一日の摂取量と乳がん発症のかかわり
対象者を4つのグループに分けて、それぞれに異なる量の大豆イソフラボンを摂取してもらった結果、大豆イソフラボンの摂取量が多いほど、乳がんの発症率を減らすことが分かりました。

>L.カゼイ・シロタ株と大豆イソフラボン摂取の、合わせた効果
L.カゼイ・シロタ株の摂取頻度と大豆イソフラボンの摂取量が多かったグループと、それよりも少なかった他のグループの比較では、L.カゼイ・シロタ株の摂取頻度と大豆イソフラボンの摂取量が多かったグループに、乳酸菌の働きと大豆イソフラボンの働きが、よりよく合わさって乳ガンの発症を抑える効果として現れました。

 

今回の試験で使われたケース・コントロール試験は「後ろ向き研究」と呼ばれています。この試験が、過去と現在のデータを扱うので、研究者の偏った考えが入りがちと思われているからです。でも、乳酸菌シロタ株の整腸作用が色々な研究結果を出し、効果を発揮しているのも事実です。ですから、今回出た「乳がん発症のリスクを低くする効果も期待できる」結果は、今後の研究によって将来の大きな期待となりますね。

 

Lカゼイ・シロタ株の整腸作用とそれがもたらす効果

整腸作用

乳酸菌シロタ株は、胃酸などの消化液で死滅せずに腸まで届き、腸内環境を改善してくれます。これは、腸内の善玉菌を増やすためには、とても大切なことなのです。現代の私たちの食生活は、高脂肪で食物繊維の不足したものになりがちです。これでは腸内環境を悪くしがちですね。でも、そこへ乳酸菌シロタ株は生きたまま届いて腸内環境を改善してくれるわけです。

腸内環境が改善されると、みなさんもご存知のように、色々いいことが体に起きて来ますね。腸内環境が整えば、良い腸内フローラが保たれ、腸官免疫システムはその機能を上げてゆきます。この状態はガン細胞などが出来にくく、また悪い細胞が出来ても悪化しないように体自体が防御をしてくれます。

腸の働きが整って免疫力もアップすれば、ガンなどを予防できる事に繋がってゆくのです。

だから乳酸菌シロタ株は表在性膀胱がんの再発予防や、大腸がんの発症や膀胱がんの発症のリスクを下げたりする効果を出しているのですね。

 

乳ガンにかかるリスクを減らすために

乳がんは日本人女性がかかるガンの中で一番多いもので、気づかずに放置してしまうと、がん細胞が周囲に広がり命を脅かすことにもなってしまいます。ですから早期発見が大切なのですね。

早期発見とリスクを減らす3つのポイント

  1. 自己チェック
  2. 定期的な医療機関での乳がん検診
  3. 生活習慣、食生活を改善して、乳酸菌シロタ株や大豆イソフラボンの積極的な摂取

乳がんは、早期に治療をすれば、治る確率も高く なります。医療機関での健診は、40歳以上でしたら1~2年に一度、自己検診は毎月1回行うことが勧められています。

 

まとめ

乳がんは早期発見が大切!定期的な健診と合わせて、食生活の改善や乳酸菌シロタ株、大豆イソフラボンなどの積極的に摂り入れて、組合せの「相加効果」を期待したいですね。

また、整腸作用を助ける為に、毎日の生活でストレスを溜めないように、ぜひたくさん笑って下さいね。

 

 

 

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