近年、女性が最も発症しているがんをご存じですか?
一昔前までは男女ともに胃がんがトップでしたが、現在、女性の発症率が最も高いのは「乳がん」です。
乳がんの恐ろしいところは発症年齢が他のがんに比べて若いことです。乳がんの発症リスクは30代~40代にかけて急激に高くなります。
つまり、若いうちからかかる可能性の高いがんなのです。
「若いからまだ大丈夫」と安心できない乳がん。しかし、予防といっても何をすれば良いのか分かりませんよね。
そこで今回は乳がん予防に良いとされている乳酸菌シロタ株について紹介します。
目次
乳酸菌シロタ株の由来には科学者の熱い思いが!

皆さんは乳酸菌シロタ株って聞いたことありますか。ご存知の方も多いかもしれませんが我々の身近な商品、「ヤクルト」に含まれています。
実はこの乳酸菌シロタ株とヤクルトの関係は皆さんのご想像以上に深いのです。
乳酸菌シロタ株があるからこそ、今のヤクルトがあると言っても過言ではないぐらいです。
そんな乳酸菌シロタ株の由来を探っていきましょう。
乳酸菌シロタ株の由来
乳酸菌シロタ株を作り出したのは日本の医学博士である代田稔(しろたみのる)博士です。乳酸菌シロタ株のシロタは代田博士の苗字が由来となっているのですね。
そして、ここからが驚きです。実はヤクルトの創始者がこの代田博士なのです。
代田博士が「栄養を吸収する腸が丈夫になれば、健康で長生きにつながる」との考えから1935年に始めたのがヤクルトで、その考えは昨今話題となっているプロバイオティクス(腸内環境を整える人に有益である生きた微生物菌)の先駆けとも言えるものです。
代田博士が立ち上げたヤクルトは創業当時から順風満帆というわけではなく、太平洋戦争により一度閉鎖に追い込まれるなどの不遇をバネに現在の地位たどり着きました。
そこには、食糧難の時代だからこそ栄養不足で病原菌に負けている子どもたちを健康へ導く商品が必要だという思いがあったのです。
さて、そんな代田博士が作り出したシロタ株のすごい所はどこだと思いますか?それは乳酸菌の性質と関係しています。
そもそも乳酸菌は酸性の中では生きることができず、腸にたどり着く前に胃で死滅してしまいます。その問題を解決した乳酸菌が乳酸菌シロタ株なのです。
代田博士が実験に実験を重ねることで生み出した強い酸耐性を持つ乳酸菌。それが乳酸菌シロタ株です。
まさかこれほど深い歴史があったとは驚きです。代田博士の熱い思いがヤクルトには詰まっているんですね。
参考:CSRを機軸としたグローバル戦略に関する一考察
(http://www.surugadai.ac.jp/sogo/media/bulletin/Keiron23-01/Keiron.23-1.123.PDF)
ヤクルトでかんたん摂取!乳酸菌シロタ株の効能

乳酸菌シロタ株は誰もが一度は飲んだことがあるヤクルトで簡単に摂取することができます。
そこで皆さんに質問です。ヤクルトを飲んだらどんな効能が期待できるか知っていますか?
ヤクルトを飲むことによって得られる乳酸菌シロタ株、その効能について見ていきましょう。
乳酸菌シロタ株の効能は大きく分けて2つ!
- 善玉菌の活性
- 腸内環境の改善
この2つの効能はさらなるメリットをもたらしてくれます。そちらを詳しく見ていきましょう。
善玉菌の活性
善玉菌というのは腸内に生息しているビフィズス菌などの人間に有益な菌のことです。この善玉菌が活性化すると腸内の悪玉菌が抑制されます。
善玉菌が悪玉菌に勝つ!それだけで良いイメージがしますが実はさらなるメリットがあるのです。
腸内には人を病気から守る免疫細胞が集まっています。善玉菌が活性し、悪玉菌が抑制されると、免疫細胞の働きが促進され、風邪にかかりにくい、花粉症などのアレルギー症状が軽くなるといった効果が期待できます。
ヤクルトを飲むことで、体を丈夫にすることができるのですね。ヤクルトって思っていたよりすごいです。
腸内環境の改善
乳酸菌シロタ株を摂取すると腸内の環境が改善します。それによって期待できるのは女性の大敵、便秘の軽減です。
他にも腸内の毒素が少なくなるので、肌荒れの改善などが期待できます。
便秘、肌荒れに効くなんて良い所をついてきますね。薬で治そうと思うと副作用で眠くなったり、頭がぼんやりすることがありますが、副作用の心配なく安心して飲めるのもヤクルトの良い所ですよね。
女性必見!乳がんとシロタ株の関係 その驚きの効果とは

いまや女性が発病するがんの中で最も発症率の高いとされる「乳がん」。発症年齢も40代がピークとなっており、20代~30代の早いうちからの対策が重要です。
そんな乳がんに対して乳酸菌シロタ株はどのような役割を果たすのでしょうか。
乳酸菌シロタ株が乳がん予防のため役に立つかをヤクルトが調べた研究データがヤクルトサイエンスレポートNo.19「乳がん予防と乳酸菌シロタ株」(http://www.yakult.co.jp/institute/report/pdf/science_No19.pdf)にて報告されています。
そのレポートによると週4回以上乳酸菌シロタ株を摂取していた人は、摂取していない人に比べ、乳がんになるリスクが35%も低かったのです。
さらに乳がん予防に効く可能性がある納豆などの大豆食品に含まれる大豆イソフラボンと乳酸菌シロタ株を同時に摂取すると、何もしていない人と比べ発症リスクが64%低いという結果が出ています。
このことから乳酸菌シロタ株は乳がん予防に効果的であり、さらに大豆食品と同時に摂取することで、さらなる効果が期待できると考えられます。
では、なぜ乳酸菌シロタ株を摂取することによって乳がんを予防できるのか。
そのメカニズムについて詳しく見ていきましょう。
乳酸菌シロタ株による乳がん予防のメカニズム
乳酸菌シロタ株が乳がんを抑制する要因の一つ目は、乳酸菌の整腸作用です。乳酸菌が腸内の発ガン物質に吸着し、体外に排出する。この効果によって乳酸菌シロタ株は乳がんを抑制するのですね。
二つ目の要因は、乳酸菌シロタ株による免疫細胞の活性化です。免疫細胞の中でも、病原菌やがん細胞への初期攻撃を担当するNK(ナチュラルキラー)細胞の活性化ががん対策では重要視されています。
乳酸菌はこのNK細胞を活性化するという研究データが報告されています。
つまり、乳酸菌シロタ株ががん細胞を退治するNK細胞をパワーアップすることによって、乳がんの予防になるということですね。
乳酸菌シロタ株に乳がんを抑制する力があるなんて驚きですね。共働きの多い現代で、がん予防のため生活習慣や食生活を直すのは大変・・・という女性も多いと思います。
そんな方は毎日ヤクルトを飲むことから始めてはいかがでしょうか。
世界中で大人気! 日本の乳酸菌

最近、TVで外国人から見た日本やメイドinジャパンの技術力が話題になっていますよね。
実は乳酸菌に関しても日本企業は世界のトップレベルにあり、いろいろな国で活躍しているんですよ。
そんな世界から見た日本の乳酸菌を調べていきましょう。
まずは、乳酸菌に関連する技術から見ていきます。日本の企業は世界で何番目に乳酸菌の技術が優れていると思いますか。
なんだかヨーグルトの発祥の地、ブルガリアが凄そうなイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか。下の表をご覧ください。
乳酸菌関連技術 特許総合力
順位 | 企業名 | 特許数 |
1 | 明治 | 131 |
2 | ヤクルト本社 | 106 |
3 | NESTLE(スイス) | 98 |
4 | 森永乳業 | 62 |
5 | NOVARTIS(スイス) | 65 |
参考:特許・技術調査レポート(http://www.patentresult.co.jp/news/2014/07/lacto.html)
乳酸菌関連の特許取得数ベスト5に日本企業が3社も!実は日本企業の乳酸菌技術は世界で圧倒的に1位なんです。
対抗できるのはスイスぐらい・・・。日本の乳酸菌技術ってこんなに凄いんですね。
続いては皆さんご存知のヤクルトに関する情報です。ヤクルトが一日にどれくらい飲まれているかご存知でしょうか?
実はヤクルトは日本だけで一日900万本、海外では2500万本、合わせて世界で3400万本も一日で飲まれてるんですよ。
なんだか凄さがイメージしにくいですが、イチロー選手が達成した3千本安打、その1万倍の数が一日で売れていると考えたら分かりやすいですね。
乳酸菌は現在、世界中で注目されており、薬と違って副作用がないことや病気の予防になることが高く評価されています。
そして、その乳酸菌は日本が世界に誇るメイドinジャパン!こんな所でも日本は活躍しているんですね。
乳がん予防に大注目の乳酸菌 ぜひお試しください

薬と違い、副作用がなく病気を予防できる乳酸菌。その力に対する関心は年々高まっています。
特にがん予防の分野においては研究が進んでおり、乳酸菌がさらに評価を高めることになるかもしれません。
将来的にがんは治る病気になるかもしれませんが、果たして自分が発病したときに治る病になっているかは誰にも分りません。
特に乳がんに関しては若くしてかかる可能性が高い病気です。
少しの努力で将来のリスクを軽減できる乳酸菌を生活に取り入れることが、自分の未来にとって重要な意味を持つかもしれません。ぜひ、試してみてください。
 
 
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