悪玉コレステロールを減らす乳酸菌の機能

[最終更新日]2017.07.18

健康診断で指摘された「コレステロール値」。自分は、そんなに肥満体型でもないのに、なぜ高いの?と疑問に思った人も多いはず。

実はコレステロール値に、痩せや肥満といった体型はあまり関係ないんです。改善するには「腸内環境の改善」が一つの方法です。そこで摂りたいのが乳酸菌。

中には、乳酸菌が本当にコレステロールに効果あるのか、ひいては、ヨーグルトが逆にコレステロールを増やすって聞いたけどどうなの?と人もいると思います。今回はその辺も含めて悪玉コレステロール(LDL)と乳酸菌の関係についてまとめてみました。

コレステロールは“悪者”なの?

コレステロールは低ければ低いほうがいい、という訳ではありません。コレステロールの低すぎも健康に良くないことが分かっています。

例えば、肝臓の病気(肝硬変)や、ホルモンの分泌低下による精神的不安(甲状腺機能亢進症)、近年の研究では認知症にも関係しているのではないか、といわれています。

コレステロールの判断基準には専門家の間でも議論がなされていますが、日本人間ドック学会の「基準範囲」では以下のように示されています。

男女共通 男性 女性

総コレステロール

140~199

151~254

30~44歳 145~238
45~64歳 163~273
65~80歳 175~280

(参照:http://www.kenporen.com/include/press/2014/2014040902.pdf)

コレステロールは、細胞膜やホルモンの材料となったり、脂肪の消化・吸収をする胆汁酸の材料として、私たちの身体に欠かせない栄養分です。

コレステロールは数値の高さに目が行きがちになったり、良くないモノとしての認識があると思いますが、だからといって低いのもよくありません。

コレステロールは油分なので水に溶けません。血管にコレステロールが流れる場合は、コレステロールにアポタンパク質がくっつき、複合体となって流れます。この複合体をリポタンパク質で呼びます。

このリポタンパク質の違いによって、次のHDLやLDLに分けられます。よく善玉コレステロールや悪玉コレステロールと呼ばれているものです。しかし、コレステロール自体に「善」も「悪」もありません。詳しく見ていきましょう。

HDL(善玉)コレステロールとは

HDLコレステロールは、血管や細胞にたまった余ったコレステロールを回収し、肝臓へ運び出す役割があります。また動脈硬化となった血管からもコレステロールを回収することができるので、予防法としてHDLを増やすことも注目されています。

ただ、HDLコレステロールも高すぎたり低すぎたりした場合、「脂質異常症」や「冠動脈疾患」になりやすいことが分かっています。HDLの基準値は以下です。

基準値 異常 要注意
HDLコレステロール 40~119 29以下または120以上 30~39

(参照:http://www.ningen-dock.jp/public/method

LDL(悪玉)コレステロールとは

LDLコレステロールは、HDLコレステロールとは反対で肝臓で作られたコレステロールを全身に運ぶ運搬役をしています。

ここで悪玉コレステロール(LDL)の「悪玉」とはどういうことでしょうか?これは、コレステロール自体が何か悪さをするわけではなく、HDLが回収できないほどのコレステロールを運びすぎてしまい、動脈硬化につながってしまうためこう呼ばれています。

動脈硬化は、心筋梗塞や狭心症、脳疾患に繋がってしまいます。健康診断でも総コレステロールよりもLDLコレステロールの値が優先的にみられます。LDLコレステロールの基準値は以下です。

男女共通 男性 女性
LDLコレステロール 60~119 72~178 30~44歳 61~152
45~64歳 73~183
65~80歳 84~190 

(参照:http://www.kenporen.com/include/press/2014/2014040902.pdf

バランスが大事、LH比

LH比という言葉をご存知でしょうか?「LH比」とは、悪玉コレステロール÷善玉コレステロールで求められるバランス比のことです。このLH比が近年、脂質異常症や動脈硬化の新たな判断基準として重要視されているのです。

これまで、LDL値は正常なのに心筋梗塞を発症した人がよく見られていましたが、これにはコレステロールのバランスが関係していると考えられているのです。

基準値は「1.5未満」のようです。LH比が高くなればなるほど、動脈硬化の可能性が高くなります。皆さんも一度、自分の診断結果から確認してみて下さい。

コレステロール値が高くなる・低くなるのはなぜ?

コレステロール値が高くなる、または低くなるのは生活習慣が原因と考えられます。健康な人の身体では、コレステロールの調節がうまくとられているのですが、喫煙や運動不足、ホルモンバランスの乱れなどによって、コレステロールの調節が乱れてしまいます。

また、冒頭でも話したようにコレステロール値に体型はほとんど関係ありません。痩せてるのにコレステロール値を指摘された人は、遺伝的な要因やストレス、動物性脂肪を普段から摂っている可能性があります。

コレステロールには自覚症状がないため、上がっているのか下がっているのかは自分では判断できません。そのため、検査をするまで気づかず、検査したときには既に危ない状況。なんてことはよくある話です。

コレステロール値を下げるには

健康な人であれば多少コレステロールを取りすぎたとしても問題ありません。
一定量を超えた場合、体内での合成量を減らしたり肝臓に蓄えたりする体内の働きによって、しっかりと血中のコレステロール値は保たれるようになっています。

しかし、高コレステロールの方は既にこの「体のメカニズム」が乱れてしまっていますので、食事を調節しないといけなくなります。そこで役にたつのが乳酸菌となります。

乳酸菌でコレステロールを改善しよう

乳酸菌の中には、コレステロール値を抑制する効果をもつものがあります。これは乳酸菌がコレステロールに吸着して、体外に排出させる作用があるためです。

またビフィズス菌は、腸内のコレステロールの50%を、コプロスタノールという物質に分解する働きがあると分かっています。コプロスタノールは腸で吸収されない物質なので、ビフィズス菌の摂取も効果的といえます。

コレステロール値の低下作用が研究で認められている乳酸菌・ビフィズス菌が含まれている商品は以下のものです。

  • 雪印メグミルク「ナチュレ恵」/SBT2055株(ガセリ菌SP株)
  • フジッコ「カスピ海ヨーグルト」/クレモリスFC株
  • 酪王乳業「生乳たっぷりのむヨーグルト」/N-1株

ここでヨーグルトに含まれる飽和脂肪酸がコレステロールを上げるんじゃないの?と疑問に思う人がいると思います。でも心配ありません。

英ケンブリッジ大学の研究報告で、飽和脂肪酸にも2種類に分けられ、低脂肪のヨーグルトや牛乳に含まれる飽和脂肪酸はLDLコレステロールを低下させることが分かっています。

乳酸菌には、他にも血糖値の上昇を和らげたり、血圧を抑える効果も報告されています。生活習慣病の予防としても乳酸菌を積極的に摂っていきたいですね。

 

>>お母さま必見!「子どもの体を強くする」風邪予防はヨーグルトで

 

 

 

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