乳酸菌で逆に便秘に?自分の腸に合った乳酸菌を

[最終更新日]2016.10.25

腸内環境をよくするためには乳酸菌を摂取するといいとよく耳にしますが、乳酸菌を摂取しようとして逆に便秘になってしまったり、お腹が痛くなってしまったりと腸内環境をよくしようとした結果、トラブルが増えてしまったなんてことを耳にします。

乳酸菌があなたの体質に合っていないのか、摂取する乳酸菌がそもそも違うのか、乳酸菌は実は身体に良くないものだったのではないか。摂り過ぎが便秘の原因に?考えられることは色々とあります。その原因を解消し悩む日々にさよならしましょう。

ヨーグルトなどの乳酸菌製品で逆に便秘が悪化!?

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お腹の中に老廃物を抱えてツライ便秘。そんなある日、便秘解消には乳酸菌やビフィズス菌がいいと知り試してみることに。毎日ヨーグルトを食べてみたけど便秘は一向に解消されないし、なんだか前よりひどくなっているかも?

そんなあなたは「乳糖不耐症」なのかも?

乳糖不耐症って何?

乳糖不耐症って聞きなれない言葉ですよね?

これは牛乳や乳製品に含まれる「乳糖」に耐性がない人のことです。赤ちゃんは母乳や粉ミルクがご飯なので、乳の中に含まれる糖、すなわち乳糖を分解する酵素が備わっています。

しかし、大人になり母乳など乳を飲まなくていいようになるとこの分解酵素は自然と減少します。牛乳を飲むと毎回お腹がゴロゴロする方や便秘がちになる方の多くは乳糖不耐症なのです。特に日本人は欧米人に比べて乳糖不耐症になりやすいと言えます。

それはなぜか? それは日本人の食生活の中に乳製品が一般的に取り入れられたのは戦後だからです。

だから日本人は乳製品への耐性はあまりないと言っても過言ではありません。

もちろん、生まれてから欠かさず乳製品を口にしていて乳糖に耐性のある方もいらっしゃるとは思いますが、多くの人は乳製品を摂取し乳糖が分解されず消化不良を起こし、便秘や下痢の原因になるのです。

日本での乳製品の歴史を調べてみました!

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ところで、日本での乳製品での歴史は浅いとお伝えしましたが、昔の日本には本当に乳製品はなかったのでしょうか?そういえばテレビで時代劇を見ていても乳製品は一切出てきませんよね。というわけで調べてみました。

日本では弥生時代の遺跡から牛の骨が出土しています。その時に食べられていたかは不明ですが、弥生時代から日本には牛がいたということでしょう。

奈良時代の「続・日本紀」には牛の用途として『食用』の記載があったことから奈良時代では牛が食べられていたと思われます。しかし、仏教的なタブーから獣肉食の習慣はなくなったようですが、美味しく滋養強壮によいとされお偉いさん方の中では密に食べられていたようです。

そして一番重要な乳製品ですが、こちらは飛鳥時代に存在が確認されています。一番初めに日本へやってきた乳製品はやっぱり牛乳です。飛鳥時代を統べる孝徳天皇への献上品として牛乳はやってきました。

しかも、それを伝えたのは善那という呉(中国)の人。献上した牛乳でバターを作って見せたそう。そんな昔に乳製品が日本に伝わっていたとは!

しかし、やはりというか…庶民たちには乳製品が全然広まらなかったんですね。もっと早くに広まっていれば、乳糖不耐症も今の時代では緩和されていたかもしれませんね。

乳酸菌があなたの身体に合っていない可能性も

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「私はこんなに乳酸菌を摂取しているのに何で便秘が解消されないのーーー!」なんて写真のように嘆いている方、あなたの摂取している乳酸菌はあなたには合わないのではないですか?

乳酸菌にも色々種類がいて、数千種類もの菌がいます。その中であなたにドンピシャの菌はごくわずか…。運命の人を手繰り寄せるようなものです。

菌活は婚活と同じようなもの。自分にぴったりと合った菌を探し出して、その菌と共に生きていく。では、自分にあった菌とはどんな菌でしょうか? どうやって見つければいいのでしょうか?

それは、あなたの腸内にもともといる菌を増やせばいいのです。腸内にもともといる菌といってもやっぱり人それぞれです。しかし、唯一ビフィズス菌だけは必ずあなたの身体に生息していると言えます。

それはなぜか? あなたは生まれた時に飲んでいた母乳や粉ミルクにはビフィズス菌がたっぷりと含まれているためです。赤ちゃんの腸内の90%はビフィズス菌であるということが確認されています。

だから、乳酸菌よりもビフィズス菌を多く取ることがあなたの腸内を平和へ導いてくれる第一歩なのです。

しかし、ビフィズス菌にも10種類以上の種類があり、ヨーグルトで摂取できる菌もあれば、サプリでしか摂取できない菌もあります。その中でどれがあなたに合っているのかはわかりません。あなたに適したビフィズス菌を知るためにも色々と試してみる必要があります。

ビフィズス菌にも定着しやすい菌とそうでない菌がありますので詳しいことは下記の記事をご覧ください。

>>ビフィズス菌の種類や効能が詳しく知りたい方はコチラの記事へ

便秘の種類で乳酸菌の効果が半減?

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乳酸菌は聞いてる気がする。一応毎日便はでているし…。でもなんかお腹が張るんだよね。牛乳を飲んだり、乳製品を食べても別にそこまでお腹が痛くなったりしないしね。でも、なんか腸の調子が悪い気がするんだよな。そういう方はただの便秘じゃないのかもしれません。知ってました?実は便秘にも種類ってあるんですよ?

弛緩性便秘 それ糖質制限ダイエットのせいかも?

最近ダイエットとかしてませんか? 特に糖質制限ダイエットをしている方は要注意の便秘です。

食物繊維が多く含まれる野菜は糖質が高く、糖質制限ダイエットをしている方はあまり口にしなくなると思いますが、食物繊維を摂らないと腸のぜん動運動が衰える原因になります。腸のぜん動運動が衰えると、老廃物が肛門まで運び込まれる動作が遅くなり腸内に食べ物が長く残ることになります。

そうすると、食べ物に含まれる添加物などで食物腐敗し、悪玉菌の大好きなアルカリ性の腸内へとされてしまいます。そうなってしまうと腸内は悪玉菌優勢となってしまい腐敗した食物を悪玉菌が分解し有害なガスを腸内に充満させ便秘を悪化させます。

こうなってしまうと原因は腸の動きなので、どれだけ乳酸菌を摂取しても乳酸菌の効果があまり感じられないのです。

また、運動不足だったり一日中座っているデスクワーク仕事の方もこのぜん動運動が衰えやすいので注意が必要です。

ぜん動運動を活発にする一番簡単な方法は、朝起きて一番に水を飲むことです。体温より低い温度(常温でもOK)の水を飲むことによって腸が活発化します。そして、なんといっても一日の始まりの朝ご飯をしっかり食べ、適度に身体を動かし、規則正しい生活をすることが大事なのです。

けいれん性便秘 ストレスのせいで腸が痙攣してるのかも?

けいれん性の便秘は腸がけいれんを起こし、便がうまく排出されなくなります。そうなると便が途切れ途切れになりコロコロ便と呼ばれるウサギの糞のような状態で排出されたり、下痢と便秘を交互に繰り返すようになります。

ストレスが便秘を誘発するなんて初めて知りました?よくストレスを感じると胃が痛くなる方っているじゃないですか?ドラマとかアニメでもよくそんなキャラがいますよね?

それと同じで、ストレスで腸にも不調が現れるのです。この現象の原因は自律神経の乱れになります。だから、乳酸菌をいくら摂取しても効果が微妙なんですね。

では、けいれん性便秘を解消する方法はといいますと。お察しの通りストレスを解消することです!

休日は仕事や学校のこと、嫌なことはぜーんぶ忘れて思いっきり好きなことをしてリフレッシュしましょう!

直腸性便秘 トイレを我慢しすぎていませんか?

直腸性便秘とは、便意を我慢しすぎると陥ってしまう便秘です。排泄物が肛門まで来ると、脳へ排便信号を送ります。そして脳からあなたに便意を伝えます。

が、あなたはそれを我慢し排泄物が肛門直前に詰まったまま。それを繰り返すことで、脳はあなたに便意を知らせることをやめてしまいます。
だって、便意を知らせてもあなたは無視してしまうから。

身体はいらなくなったものは段々と排除してしまう傾向があります。だから、そのお知らせも無駄でいらないものと判断されてしまっているのかもしれません。その長年の我慢があなたを便秘にさせる原因です。

また、ウォシュレットで便意を促そうとしている方がいらっしゃると聞きましたが、実はこれは逆効果です。この動作をすることで便意が喪失します。この直腸性便秘になってしまうと、便秘解消のためにいくら乳酸菌を摂取しても脳からの信号がないのが原因なので乳酸菌の効果は薄いと感じます。

この直腸性便秘を改善するためにはとにかく便意を感じたら我慢せずに必ずトイレへ行く、そして排便姿勢は前かがみで!どうしても便意を感じないようであれば、便秘薬などの力を借りるのもいいかもしれません。

有害ガスが溜まりに溜まって大爆発?

職場などでオナラをしたくなることってありませんか?でも、職場でオナラなんて恥ずかしくてできないし、トイレに行っても誰かに聞かれるんじゃないかという緊張感でオナラも出なくなってしまい、腸内にガスが溜まってしまいます。オナラは有害なガスを体外へ排出してくれるものなので、我慢すると身体によくありません。

しかし、どうしても我慢しなければならない正念場がレディには頻繁にやってくるのです。そしてある日、大爆発を起こしてとってもくさ~~いオナラをしてしまう可能性が…。

こんな症状で腹痛が起こった場合に乳酸菌を摂取しても効果は発揮されません。オナラを我慢しすぎてお腹が痛いという時は「ガスぴたん」などの消泡剤を含んだ整腸剤をおすすめします。消泡剤はお腹に溜まったガスを壊してお腹を楽にしてくれます。

それ、実は大きな病気かも?

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毎日ヨーグルトや乳酸菌飲料を飲んでいるのに便秘が解消されない。お腹が張ってツライ。便秘が一向に解消されない。もしかして乳酸菌が合わない以前の問題じゃ…?私何か大きな病気なんじゃ…!そう心配されている方がいらっしゃるかもしれません。

ここで一度チェックしてみませんか?

 オナラが出てしまうのではないかと気になって物事に集中できないことがようある
 会議中や美術館など静かな場所にいるときはお腹がならないか気になる
 ストレスの発散方法が分からない、またはストレスを溜め込む方だ
 プレッシャーやストレスを感じた時に腹痛になりやすい
 転勤や転校など、環境が変わったらお腹の調子を崩すようになった
 お腹が痛くなると便が柔らかくなる
 お腹が痛くなると便がウサギのようにコロコロとしていて硬そうだ
 通勤、通学時にお腹の不調で乗り物あら降りてしまうことがある
 旅行や出張などがあるといつも便の調子が悪い
 自分は人に気を遣うタイプだと思う
 大事な試験の前や最中にトイレに駆け込んだことがある
 最近運動不足だと思う
 些細なきっかけでお腹が痛くなる
 最近、気持ちが落ち込むことがある
 外出時はトイレの場所を把握しておかないと心配だ

3つ以上チェックがついた方は過敏性腸症候群かもしれません。

過敏性腸症候群(IBS)とは

大腸の働きや分泌物の異常から起こる病気で、検査をしても炎症や潰瘍などの病状が見られないのに下痢や便秘、お腹が張る、お腹が痛いといった症状が起こることがあります。これを総称して過敏性腸症候群といいます。

この過敏性症候群には「便秘型」「下痢型」「混合型」「ガス型」があります。

便秘型過敏性腸症候群

便秘型は排便回数が週3回以下で排便時には腹痛を伴います。そして力を入れないと便が出ないのが特徴です。また、便が出たとしてもウサギの糞のによう硬くてコロコロとした量が少しでるだけで、便がまだ残っているような残便感があります。

秘型は、排便回数が週3回以下に減少し、排便時には腹痛を伴い、強くいきまないと便が出ないなどの特徴があります。また、出たとしてもウサギの糞のような、硬くてコロコロとした便が少量出る程度で、残便感もあるという方は過敏性腸症候群かもしれません。

下痢型過敏症腸症候群

下痢型は急激な腹痛と共に水っぽい便がでます。1日3回以上も排出されるのが特徴で、男性によく見られます。電車やバスなどで通勤・通学の途中にトイレに行きたくなったり、試験前や大事な会議の前などでストレスや緊張を感じるとお腹が痛くなったりしませんか?

これを慢性的に繰り返す方は過敏性腸症候群かもしれません。

混合型過敏性腸症候群

混合型は交代型ともいわれ、文字通りかわるがわる便秘と下痢を繰り返します。それに加え、混合型の場合はお腹の張りやお腹がすぐなってしまうなどの症状がある方は過敏性腸症候群かもしれません。

ガス型過敏性腸症候群

ガス型は腸内にガスが溜まり、そのガスのせいでお腹が張ったり、おならが頻繁に出たりします。このガスの原因は色々ありますが、腸が活発に働きすぎていたり、極度の緊張やストレス、たくさんの空気を吸ってしまうことにあります。溜まったガスはお腹の中をグルグルとめぐるため、お腹からオナラのような音がしたり、腹痛や下痢の症状があったりします。

このような症状があれば、あなたも過敏性腸症候群かも?

昔は「胃腸が弱い」で片づけられていた症状も、今ではこんな立派な名前がついているんですね。腸症候群は腸だけの問題ではないため、いくら乳酸菌を摂取しても症状が改善されないということになります。

もし、乳酸菌摂取の効果が微妙だなとか、全然効かないという方は過敏性腸症候群のチェック項目を見直してみてください。

便秘解消には味の薄いものを食べよう

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便秘を解消するために乳酸菌を摂取したり、整腸剤を飲んでみたりと方法は色々あります。

しかし、根本的なことを解決しないとずっと便秘に悩まされることになるのではないでしょうか。最近では味の濃いものが好まれ、味の薄いものが敬遠されているように思います。確かに味の濃いものは口に入れた瞬間においしさを感じますが、そのせいであまり噛まずに飲み込んでしまう傾向にあると思います。

便秘の原因は、食べ物を腸がうまく消化できない消化不良が原因であることが多いです。そのため、食事方法を改善するために味の薄いものをたべることを提案します。

よく噛むこと それが便秘解消への第一歩

よく噛むことは顎を鍛え、腸内環境を整え、便秘にならないために必要なことです。よく「1口に30回噛みなさい」と聞いたことありませんか?でも、実際の食事で1口に30回噛むのは難しいです。

実際に食事中で1口に30回噛んでみました。

お肉や根菜などは30回以上噛むことは難しくありませんでしたが、お米など柔らかいものは30回噛むのは難しいと感じました。お米であれば噛んでいるうちにペースト状になり噛むものがなくなってくるのです。しかし、このペースト状になるまで噛むことが消化をよくすることにつながるので無理に30回噛まなくても大丈夫です。

また、これをすると食事時間は40~60分くらいかかります。しかし、満腹度・満足度は高かったです。この方法はダイエットにもよいとされている方法なので便秘の改善をしながらダイエットもできてしまうのです。

そして、この30回噛む動作。味の濃いものをたべるとついつい早く飲み込んでしまいがちになるので、ゴボウやレンコンなどの根菜や、小松菜やホウレンソウなどの菜っ葉類、キャベツやジャガイモなどの食物繊維が豊富な野菜、ニンジンやピーマンなどの緑黄色野菜などを副菜として薄い味付けで食べるのをオススメします。

野菜は便秘にはとてもよいものなので、主食はお肉でも副菜はお野菜を食べるなどすることで腸内が善玉菌優勢の環境になっていきます。

ところで、噛む話が出たので小話をひとつ。

小さい頃に「牛乳はよく噛んで飲みなさい」と小学校の先生に言われたことがある方がいると思います。これってどうして噛むのでしょうか?乳糖を噛んで消化しようとしているの?それとも、牛乳の成分を噛みつぶしているの?

たぶんどれも不正解です。

牛乳の場合は、噛むことによって口の中で牛乳を温めていたのではないかと思われます。冷たい牛乳を飲むとお腹を壊してしまう児童が多いことからこの噛みましょう指導が始まったのではないかと思われます。どちらにしても、乳糖不耐性の気がある日本人は少なからず牛乳でお腹の不調を訴える子は耐えなかったんじゃないかと思っていますが…。

自分に合った乳酸菌をみつけよう@まとめ

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人にそれぞれ性格や嗜好があるように、乳酸菌にも特性や好き嫌いがあります。

腸内に生息していない菌はどんなに摂取しても定着しないことがあるので、効き目が半減することがあります。人によって腸内に生息する菌が違うので効き目がある人、ない人の個人差はそのせいです。

乳酸菌を摂取していて便秘になるという人は、その乳酸菌が合わないことも考えられますが、摂取の方法がヨーグルトや牛乳などの場合はそれらに含まれる乳糖がうまく分解できていない可能性があります。乳糖は甘味料なので絶対悪ではありませんが、必要以上に摂取しすぎるとお腹の不調の原因となりえます。

また、どんなに乳酸菌を摂取しても効果のない種類の便秘もあるので、そんな時は乳酸菌が含まれる整腸剤に頼ってみるのも一つの手だと思います。

ビフィズス菌は誰の腸内にも存在している菌なので、あなたに合う可能性は高いです。しかし、ビフィズス菌にも種類がたくさんあるので、あなたに合った乳酸菌を知るには色々と食べ比べてみる必要がありそうです。

最後に、あなたに合った乳酸菌を見つけたらそれを定期的に摂取し続けることが腸内環境をよくする手がかりになるのではないかと思います。

 

 

 

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