マクロファージって何? 乳酸菌で免疫力UP講座

[最終更新日]2016.11.10

インフルエンザを予防するヨーグルトや、乳酸菌飲料を毎日飲んでいたら風邪をひきにくくなったなど、「乳酸菌で体が丈夫になる」という話題を耳にしたことはありませんか?

こういう話題を耳にすると、体が丈夫になるなら乳酸菌を摂取しよう!という素直な方もいれば、「本当に乳酸菌で体が丈夫になるの?」と疑いたくなる方もいるでしょう。

そこで、「なぜ乳酸菌で体が丈夫になるのか」、その理由を免疫細胞の一つである「マクロファージ」に注目して解明していきましょう。

マクロファージって何?

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日本人がノーベル賞を取ったことで話題になったのは「オートファジー」。そして、今回注目したいのが「マクロファージ」。

名前が似ているので、誤解しないよう気をつけてくださいね。日常生活ではほとんど耳にすることのない単語ですので、ややこしいですが「オートファジー」と「マクロファージ」は別物です。

では、「マクロファージ」とは何なのでしょうか。予想してみてください。新種の虫でしょうか?新しいダイエット方法でしょうか?残念ながらどちらも不正解。

「マクロファージ」とは免疫細胞の一つです。「免疫」とは病気から人の体を守ってくれる仕組みで、体を丈夫にするためには「免疫」の力を強くすることが重要です。

「マクロファージ」は「免疫の仕組み」の一部分です。したがって、「マクロファージ」について正しく理解するためには、まずは「免疫の仕組み」について調べる必要があります。

「免疫の仕組み」をご存知ですか?簡単にですがまとめてみましたので、ぜひご覧ください。

免疫の仕組み

体の中では、さまざまな種類の細胞が体を細菌やウィルスから守るため、働いてくれています。

では、どのような仕組みで私たちの体は病気から身を守っているのでしょうか?目には見えないですが、体の中ではいろいろなことが起こっているんですよ。

細菌・ウィルスから身を守るため、まず重要なのが体内に侵入させないことです。

この役割を担っているのが皮膚、粘膜、毛です。これらが細菌・ウィルスが体内に入ってくるのを最初にブロックします。

しかし、厄介なことに細菌・ウィルスはこれらのブロックをくぐり抜けて体内に侵入してくるのです。早くこの侵入者を退治しないと病気にかかってしまいます。

そこで、活躍してくれるのが「免疫」なんです。病気を予防するために重要なのは「免疫」の中でも「自然免疫」と呼ばれるもの。その働きについて見ていきましょう。

「自然免疫」は体内に侵入してきた細菌・ウィルスを素早く撃退してくれる免疫細胞の集団で、3つの部隊に分かれています。

1つ目の部隊は「細菌・ウィルスの攻撃部隊」です。細菌・ウィルスやほこりなどの異物を取り込み、消化することで体内を掃除してくれます。

この記事の主役である「マクロファージ」や「樹状細胞」がこの役割を担っています。

しかし、残念なことに「マクロファージ」や「樹状細胞」だけでは、全ての細菌・ウィルスは退治しきれず、逃げ延びるものが・・・。

そして、逃げ延びた細菌・ウィルスは細胞に感染し、増殖しようとします。ここで活躍してくれるのが第2の部隊です。

第2の部隊は「感染してしまった細胞の除去部隊」。感染してしまった細胞を発見してすぐさま除去することで、細菌・ウィルスが増殖するのを防いでくれます。

この部隊にいるのが生まれながらの殺し屋と呼ばれる「NK細胞(ナチュラル・キラー細胞)」です。殺し屋と言うとなんだか怖いですが、がん細胞の退治などもしてくれる凄い奴なんですよ。

最後の部隊は「連絡部隊」です。この部隊の役割は、他の免疫細胞に情報を伝えることで細菌・ウィルスに対する攻撃を促進したり、抑制したりします。

サイトカインという免疫細胞がこの役割を担っています。

目では見ることができない体内の世界で、こんなことが起こっているとは。人間の体はよくできていますね。

マクロファージの役割

ここからは今回の主役「マクロファージ」について詳しく掘り下げてきましょう。

「マクロファージ」の役割は簡単にいうと、細菌・ウィルスが健康な細胞に感染する前に攻撃することです。

つまり、体内に侵入した細菌・ウィルスを最初に攻撃してくれるのが「マクロファージ」ということ。

「マクロファージ」の働きを促進できれば、細菌・ウィルスに対する防御力が高まります。

そんな「マクロファージ」には面白い特徴があります。それは攻撃方法。なんと「マクロファージ」は細菌・ウィルスを食べることで退治するのです。

まさか、細菌・ウィルスの退治方法が食べちゃうことだなんて・・・。こんな細胞が体の中にいるなんて驚きですよね。

では、「マクロファージ」が細菌・ウィルスを食べた後はどうなるのでしょうか。細菌やウィルスなんて食べたら病気になりそうですよね。

しかし、「マクロファージ」は大丈夫です。「マクロファージ」は細菌・ウィルスを食べた後、きちんと分解する機能を持っています。病気になったりしないので、安心してください。

「マクロファージ」が多くの細菌・ウィルスを食べてくれることが免疫力UPにつながります。

そこで、働いてくれるのが「乳酸菌」なんです。マクロファージを活性化するため「乳酸菌」はどのような役割を果たすのでしょか。

マクロファージを活性化!乳酸菌の効果

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細胞・ウィルスを食べることで退治してしまう「マクロファージ」。ぜひとも、その力を利用して体を丈夫にしたいものです。

そこでおススメしたいのが「乳酸菌」です。

「乳酸菌」と言えば有名なのは整腸作用ですが、腸を健康にするこの効果は免疫力を活性化することにつながるんですよ。そのメカニズムを紐解いていきましょう。

「マクロファージ」やその他多くの免疫細胞は腸に生息しています。全体の約6割の免疫細胞が腸に生息していると言われるほど、腸は免疫細胞と密接に関わっているのです。

そんな腸の中で「マクロファージ」と「乳酸菌」が出会うと一つの奇跡が起こります。

なんと「マクロファージ」は「乳酸菌」を食べちゃいます。「いや、それではダメじゃん・・・。」と思いますよね。しかし、そんなことはないのです。

「乳酸菌」は体に良いものですが、腸の中に最初から生息しているわけではないので、「マクロファージ」は「異物」が侵入したと思い「乳酸菌」を捕食します。

「マクロファージ」が勘違いして「乳酸菌」を食べてしまうわけですが、結果的に「敵が侵入したぞ~」と警報を鳴らすことで、警戒度が高まり免疫力が活性化するのです。

また、「乳酸菌」の整腸作用よって、腸内が免疫細胞の働きやすい環境となり、免疫力が活性化します。

間違えてマクロファージに食べられること、整腸作用、「乳酸菌」のこの2つの働きが免疫力をアップしてくれるんですね。

免疫力を下げる残念習慣

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さて、ここまでの話で「乳酸菌」で免疫力を上げることができると分かりました。「よし、明日から乳酸菌を摂取しよう!」と意気込んでいる方もいるかもしれません。

しかし、ちょっとお待ちください。「乳酸菌」で免疫力が上がるのは確かですが、そもそも免疫力を下げる残念な習慣を持っていたら、元も子もありません。

そこで、免疫力を下げる残念な習慣について調べてみましょう。風邪をひきやすい、なんだかダルイという方は、その原因を発見できるかもしれませんよ。

現代人が陥りがちな免疫力を下げる残念な習慣がこちらです。

  • ・ストレスのかかる生活
  • ・睡眠不足
  • ・偏った食生活
  • ・薬に頼りすぎ

思い当たる項目はありましたか?それぞれの残念な習慣について詳しく見ていきましょう。

ストレスのかかる生活

ストレス社会と言われる現代では、ストレスを抱えていない人の方が珍しいですよね。仕事のストレス、人間関係のストレス、子育てのストレスなど至るところにストレスは付いてきます。

ストレスを感じると、免疫細胞が死滅し、免疫力が低下することが分かっています。

仕事でも子育てでも一番大事な資本は自分の体です。ストレス過多で免疫力が低下し、病気になったら結果的に周りの方に迷惑をかけることになります。。

ストレス解消法を見つける、何事もほどほどにするなどして、自分のためにも周りの人のためにも自分の体を守りましょう。

睡眠不足

睡眠が十分とれていないと急に疲れたり、集中力が維持できなくなったりしますよね。他にも肌のツヤがなくなったり、些細なことにイライラするなど良くないことだらけです。

睡眠中に出されるホルモンには疲労回復や免疫力向上の作用があります。逆に考えると睡眠をとらないと、疲労は回復されず、免疫力がどんどん下がっていきます。

眠ることは非常に重要です。慢性的な睡眠不足に陥っている人は注意してくださいね。

偏った食生活

「今日は料理をつくるのが面倒だから、コンビニ弁当でいいや。」「スーパーでお惣菜を買って食事は簡単にすませよう。」誰しもこういった経験が一度はあるでしょう。

しかし、こういった習慣が何度も続いたら危険です。

コンビニ弁当やスーパーのお惣菜は飛躍的に進歩し、手軽でおいしいものとなりましたが、摂取できる栄養のバランスは整っていません。

特に、健康な身体づくりに必要な食物繊維やビタミン、ミネラルなどが不足することが多く、腸内環境が悪化していきます。

腸内環境が悪化すると、腸に住む免疫細胞は十分に働くことができません。したがって、免疫力が低下していくのです。

食事は免疫を活性化させるため、重要な要素の一つです。心当たりのある方は気をつけてくださいね。

薬に頼りすぎ

風邪をひいたら薬を飲むというのは、一般的な風邪の治療法だと思います。しかし、安易に薬に頼り過ぎると免疫力は下がってしまいます。

特に抗生物質は病原菌とともに免疫細胞を助ける腸内細菌まで殺してしまうので、極力避けたいものです。

薬に頼り過ぎると自己治癒力が低下してしまうので、ご注意ください。

乳酸菌でマクロファージを活性化! 免疫力をアップしよう。

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細菌・ウィルスを食べることで退治してくれる「マクロファージ」。健康で丈夫な身体づくりのため、欠かせない役割を果たしてくれます。

そんな「マクロファージ」を活性化してくれる「乳酸菌」は免疫力をアップするための強い味方です。

風邪をひきやすい、体がだるいという方は免疫力が下がっているかもしれません。

「乳酸菌」で免疫力向上を目指すとともに、自分の生活習慣を見直してみましょう。免疫力を下げる残念な習慣があるかもしれません。

仕事でも子育てでも最大の資本は自分の体です。自分のためにも周りの人のためにも健康で丈夫な身体を目指してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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