新しい虫歯・歯周病予防!乳酸菌で口内免疫を整えよう。

[最終更新日]2017.07.18

鏡をみたら、歯に黒い線が・・・。なんだか歯が痛い・・・。一般的にはこれらの症状が出たら、歯医者に行きますよね。

日本人の95%が一度は虫歯にかかり、日本人の80%が歯周病にかかっていると言われています。

しかし、大抵の人は毎日歯磨きをしていますよね。歯磨きをしていれば、虫歯・歯周病の予防ができるはずです。では「なぜ虫歯・歯周病にかかる人が多い。」のでしょうか。

「日本人に虫歯・歯周病が多い。」その理由と、対策について見ていきましょう。

日本人に虫歯が多い理由

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CMやTVなどで虫歯予防・歯周病予防というのはよく話題に上がりますよね。これは、多くの人が虫歯や歯周病を抱えていることを表しています。

そして、よくメディアで話題になるということは、ほとんどの人が虫歯・歯周病の問題をいつまでも解決できていないということです。

しかし、日本人はきれい好きですから、多くの人は毎日きちんと歯磨きをしています。

では、「なぜ日本人には虫歯・歯周病が多いのでしょうか。」、その理由を考えていきましょう。

理由1:歯磨きをするだけでは虫歯・歯周病予防には不十分

「毎日、歯磨きをしているのに虫歯になった!」その理由は単純明快。歯磨きだけでは虫歯・歯周病予防に不十分なんです。

きちんと歯磨きをしているつもりでも磨き残しは必ずでてきます。口の中は鏡では見えづらいこともあって、自分で完璧にキレイにすることはできないのです。

自分の髪の毛を自分で切るというのは少数派ですよね。多くの人は美容院や床屋に行き、プロに切ってもらいます。

自分の髪の毛を自分で切ることができないように、歯磨きでも自分では磨けない部分が存在してしまいます。つまり、プロの力がないと手が届かない部分があるんです。

虫歯の少ない国「スウェーデン」の例を見てみましょう。スウェーデンでは約90%の国民が3か月に一度、歯のメンテナンスに歯医者に行くそうです。

それに対して日本人で3か月に一度、歯のメンテナンスに行く人は約2%です。

虫歯の少ない国の人たちは、歯には自分では十分に磨くことのできない部分があることを知っているのです。

逆に日本人は自分では磨けない部分を放っておいてしまうため、歯磨きを毎日していても虫歯や歯周病になってしまうのです。

では、なぜ日本人は定期的に歯のメンテナンスに行く人が少ないのでしょうか。

理由2:歯医者に対する考え方

日本人にとって歯医者とは虫歯・歯周病になってから行くのが常識です。しかし、この「常識」が歯の健康を守ることを考えたとき「非常識」なのです。

では、なぜこのような「非常識」が「常識」として流布しているのでしょうか。

その理由は日本の保険制度が良心的だからです。日本では虫歯や歯周病といった病気の治療は3割負担で受けることが出来ます。これは世界的に見ると、とても良心的な制度です。

しかし、虫歯・歯周病を予防するという観点から見ると、この制度が仇となり、歯医者に行くのが遅くなっているのです。

日本の保険制度の場合、保険が適用されるのは「病気の治療」です。これは裏返すと、「病気の予防」は保険適用外だということ。

つまり、「病気の予防」をするために歯医者に行くより、病気になってから歯医者に行く方が、治療費が安くなるということです。

当然、お金が安く済むに越したことはないですから、「病気になってから病院に行く」という「常識」が形成されたんですね。

ここまでの話で虫歯・歯周病になりたくないのなら、自分では磨けない歯をプロに見てもらうために、定期的に歯医者に行くのがベストだと分かりました。

しかし、定期的に歯医者に行くとなると面倒ですし、お金もかかります。そこで、注目されているのが「乳酸菌」なんです。

乳酸菌で虫歯が予防できるの?キーワードは「口内環境」

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虫歯や歯周病の予防をしたいけど、定期的に歯医者に行くには大変だ・・・。そういう方には「乳酸菌」がおススメです。

「乳酸菌」といえば、お腹の調子が良くなることで有名ですが、実は「口内環境」を整える力もあるんです。

つまり、虫歯・歯周病予防の効果もあるということ。「乳酸菌」が虫歯・歯周病を予防するメカニズムを見ていきましょう。

虫歯・歯周病予防に乳酸菌!

口の中にはたくさんの細菌が住んでいます。口内細菌の中でも人に良い影響を与えるものを「善玉菌」、悪い影響を与えるものを「悪玉菌」と言います。

そして、虫歯・歯周病の原因が「悪玉菌」なんです。逆に考えると、虫歯・歯周病を引き起こす「悪玉菌」を退治できれば、虫歯・歯周病予防ができるということです。

ここで、活躍してくれるのが「乳酸菌」。「乳酸菌」は言わずと知れた「善玉菌」の代表格です。

「善玉菌」である「乳酸菌」は虫歯・歯周病の原因である「悪玉菌」を退治し、「善玉菌」を増やしてくれます。

「乳酸菌」のこの働きによって虫歯・歯周病が予防できるんですね。

歯医者に定期的に行くより、ヨーグルトや乳酸菌飲料、タブレットで、乳酸菌を口に含む方がお手軽ですので、手間もお金もかけずに虫歯・歯周病を予防したい人は試してみてください。

虫歯・歯周病予防にはこの食べ物!

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歯の健康と食生活は密接に関わっています。「甘いものを食べ過ぎると虫歯になる」というのは昔から言われ続けてきたことです。

砂糖を含む甘いものは歯に良くないのだとしたら、「歯に良い食べ物」ってあるのでしょうか?

虫歯・歯周病予防にお勧めの「歯に良い食べ物」を調べてみました!

ビタミンDを含む食べ物

ビタミンDは歯と骨を強くしてくれる栄養素です。「現代人はビタミンDが不足しているため、虫歯になる。」と言う専門家がいるほどビタミンDは歯を健康に保つため、重要なんです。

そんなビタミンDが豊富に含まれるのはキノコ類と魚介類です。具体的な食材はこちらをご覧ください。

ビタミンDが豊富な食品

きくらげ

いくら

干ししいたけ

さんま

スモークサーモン

いわし

かつお節

しらす干し

 

ビタミンAを含む食べ物

ビタミンAは身体がカルシウムを使う手助けをすることで、歯と骨の成長・修復を促進してくれます。

ビタミンDとの相性もバッチリですので、一緒に摂取できたら相乗効果も期待できるかも。

そんなビタミンAは動物性食品や緑黄色野菜、海藻に多く含まれています。動物性食品はどうしてもカロリーが高くなることが多いので、緑黄色野菜や海藻でビタミンAを摂取するのがおススメです。

ビタミンAが豊富に含まれる食品はこちらです。

ビタミンAが豊富な食品

ニンジン

ほうれん草

春菊

かぼちゃ

しそ

わかめ

 

カルシウムを含む食べ物

歯や骨はほとんどカルシウムでできています。カルシウムが歯や骨を丈夫にしてくれることは有名ですよね。

また、少し固いものを食べてカルシウムを摂取すると、あごの筋肉も鍛えられて一石二鳥です。

そんなカルシウムは乳製品や小魚、豆類に多く含まれているので、ふだんの食事に一品加えてみてはいかがでしょうか。

カルシウムが豊富に含まれる食品はこちらです。

カルシウムが豊富な食品

牛乳

わかめ

しらす干し

大豆

小松菜

桜えび

わかさぎ

油揚げ

 

自分に合った虫歯・歯周病予防対策を考えよう!

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虫歯・歯周病は日本人の多くが悩む病気です。しかも残念なことに、毎日歯磨きをするだけでは予防することができません。

大切なのは歯磨き+αです。定期的に歯医者に行くこと、乳酸菌を摂取すること、歯に良い食べ物を食べることなど、自分に合った歯磨き+αを試してみてはいかがでしょうか。

歯は消耗品ですので、一度削ってしまうと元には戻りません。将来、何本歯が残るかは若いうちからの習慣がものを言います。

今のうちから「歯の健康」について考えることはあなたの将来に役立つかもしれませんよ。

 

>>虫歯になりやすい人は乳酸菌で口内免疫向上を

 

 

 

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