子どもが風邪をひくと親は心配なもの。風邪以外にもアレルギー、インフルエンザなど子どもの病気の悩みはつきません。
運動会、学芸会、文化祭、受験など子どもは大切なイベントが多いです。ですが、なぜかそういう大切な時ほど病気になりやすい。特に受験は子どもの一生に関わる問題、病気になったら大変です。
なんとか子どもの免疫力を上げて、病気になりにくい体を作ってあげたいとうお母様は多いはずです。そこで、ご紹介したいのが乳酸菌。
受験シーズンになるとスーパーなどで乳酸菌アイテムが増えるのをご存知ですか?あれは乳酸菌に免疫力向上の効果があるからなんです!
子どもの味方、「乳酸菌」が含まれるヨーグルトのすごい力をご紹介します。
目次
なんで子どもは風邪をひきやすいの?

子どもは大人と比べると風邪をひきやすいですよね。特に小さいお子さんだと病気になる頻度が高いです。
これは子どもが成長途中だから起きることなんです。子どもはまだ体がしっかりとできていないため抵抗力が弱いです。
そのため、体に悪いものが少しでも入ってくると、すぐに風邪をひいたり、熱を出してしまいます。
また、最近の子どもは衛生環境が良い所に暮らしているため、菌に対する抵抗力が昔と比べて弱いため、風邪をひきやすいのです。
実は衛生環境はアレルギーにも大きく関わっています。
例えば、入浴する習慣のないモンゴルでは、アトピー患者はいないそうです。他にも石鹸を使わず体を洗う文化の国にアトピー患者はいないと言います。
つまり、清潔すぎるのはアレルギーという観点から考えたとき問題なのです。
清潔すぎる国である日本の子ども達のアレルギー患者数は徐々に増えています。

出典:総務省患者調査のデータを基に集計(http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/eStatTopPortal.do)
上のグラフは0~19歳のアレルギー患者の推定数人数です。喘息以外は年々、患者数が増えており、平成26年の0~19歳のアレルギー患者数の合計はなんと約92万人に。
これだけの子どもがアレルギーを抱えているとは驚きですよね。衛生環境が良くなったことによって免疫機能がきちんと成長しないとは・・・。
免疫機能をきちんと成長させるためには衛生環境が良すぎてはダメということが分かりましたが、今から大自然の中で育てるなどの対策を行うのは大変ですよね。
では、手軽に子どもの免疫力を向上させる方法はあるのでしょうか。
なぜヨーグルトは風邪予防に効果的?

「子どもの体を丈夫にしてあげたい」、親御さんなら一度は考えることだと思います。しかし、体を丈夫にするために自然豊かな所に引っ越すなどはなかなか出来ないですよね。
そこで今回おススメしたいのがヨーグルトです。
ヨーグルトは体に良い要素が満点です。子どもの風邪予防やアレルギー症状の軽減のため重要なのは免疫力を高めること。
そこで活躍してくれるのがヨーグルトに含まれる「乳酸菌」。「乳酸菌」は免疫力向上のために大活躍してくれるんです。
乳酸菌の主な力は腸内環境の改善です。そして、免疫細胞の約6割は腸に生息しています。つまり、乳酸菌は腸内環境を改善することで免疫細胞を活性化してくれるのです。
免疫細胞が活性化すると免疫力が高まり、病気に負けない健康的な身体になります。
子どもが健康に育ってくれれば、お母様も一安心です。
子どもでもおやつ感覚で食べられるヨーグルトで風邪予防ができるなんて、お母様とお子さんの強い味方ですね。ヨーグルトってすごい。
実際に研究でも証明されているので、気になる方はこちらをご覧ください。
明治ヨーグルトライブラリー(https://www.meiji.co.jp/yogurtlibrary/laboratory/report/1073r1/03/01/)
免疫予防だけではない!ヨーグルトで体づくり
さて、ヨーグルトの凄いところは免疫力向上だけではありません。子どもの体づくりを助けてくれる栄養素が豊富に含まれているんですよ。
子どもの健康な身体づくりに重要なのは、骨を丈夫にするカルシウムと、血や肉をつくるたんぱく質をたっぷり摂取すること。
ヨーグルト以外の食品でもカルシウムやたんぱく質は摂取することができますが、ヨーグルトに含まれるカルシウム・たんぱく質にはある特徴があるのです。
それはなんといっても消化吸収のしやすさ。ヨーグルトなどの乳製品に含まれるカルシウムは煮干しや小魚などに含まれるカルシウムと比べて吸収率が高いんです。
また、ヨーグルトに含まれるたんぱく質は、乳酸菌によってすでに分解が進んでいるので消化吸収がしやすくなっています。
子どもの健康な体づくりに役に立つヨーグルト。ぜひお子様と一緒に食べてみてはいかがでしょうか。
「風邪予防にヨーグルト」自分の子どもに合うのはどれ?ヨーグルトの選び方

「子どもの体づくりに役に立つならヨーグルトを食べさせよう!」、そう思ったとき迷うのがヨーグルト選び。
スーパーやコンビニに行くと様々な種類のヨーグルトが置いてあり、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。
そこで上手なヨーグルト選びのコツをご紹介します。
上手なヨーグルト選びのコツは3つ。
ヨーグルト選びのコツ1 添加物に注意!
最初に結論を申し上げると子どもに食べさせたいのはプレーンヨーグルトです。
プレーンヨーグルトはそのままだと子どもには少し食べにくいかもしれませんが、余計なものが入っていないので安心して食べさせることができます。
注意して頂きたいのは人口的に甘味を加えているヨーグルトです。これらのヨーグルトには着色料や香料、人口甘味料が入っていることがあります。
これらの添加物は体に「悪影響を与える」という研究結果と「影響を与えない」という研究結果の両方が出ているのです。
子どもへの影響が定かでないことは確かですので、子どもにはあまり食べさせたくはないものですね。
ヨーグルトを買う際は着色料や人工甘味料などの添加物が含まれていないか食品表示を見てから、購入するのが良いでしょう。
ヨーグルト選びのコツ2 子どもが毎日食べやすいヨーグルトを選ぼう!
子どもの免疫力を高めるために有用な乳酸菌ですが、乳酸菌は腸に定着しないことが分かっています。
乳酸菌は一度食べたら、「腸で勝手に増える」ということはなく、便とともに排出されてしまうのです。腸で働いたのち、体から出て行ってしまうということですね。
つまり、一度ヨーグルト食べたから調子が良くなるというものではなく、継続的に食べることに意味があるということです。
そうなると子どもが毎日食べても飽きない、もしくは、食べやすいヨーグルトを選ぶ必要があります。
子どもと相談しながら無理なく食べられるヨーグルトを選ぶことが大切なのですね。ただし、添加物には注意してください。
ヨーグルト選びのコツ3 子どもに合う乳酸菌を探そう!
乳酸菌にはガゼリ菌やシロタ株など色々な種類があります。これらの乳酸菌は腸内環境を整えるという基本的な働きは同じですが、効果には個人差があるのです。
相性の良い乳酸菌を選ぶことで、効果を最大限発揮することができるので、1か月単位ぐらいで今のヨーグルトが体に合っているか確認してみてください。
便の硬さを確認したり、体調について質問することであなたのお子さんに合った乳酸菌を選びましょう。
子どもは好奇心旺盛ですので、実験感覚でさまざまな乳酸菌を試したら、子どもと一緒にヨーグルト選びを楽しめるかもしれませんね。
食事で風邪予防!免疫力をUPする栄養素

子どもの体づくりのため、日々の食事は非常に重要です。特に、免疫機能がまだ発達していない子どもには免疫力を高める食事をさせたいものです。
そこで、今回は風邪を予防する栄養素をお伝えします。日々の食事や大事なイベントの前など、ぜひ試してみてください。
風邪予防に有効な免疫力をUPする栄養素はこちらです。
- たんぱく質
- ビタミンC
- 亜鉛
たんぱく質
たんぱく質は肉や血など体の基礎となる栄養素で、子どもの基礎体力を向上し、病気にかかりにくい体にするために必要不可欠です。
食品としては乳製品や卵、肉類、魚介類に多く含まれています。ふだんの食事でもよく食べる食品ばかりですので、無理に意識して摂取する必要はないでしょう。
一つ注意して頂きたいのはたんぱく質が豊富な食品はカロリーが高いということです。
たんぱく質が豊富でカロリーの高いものを食べ過ぎるとカロリーオーバーしてしまい、太ってしまう可能性があります。
高タンパク低カロリーを意識し、肉類だったら鶏肉や油分の少ないものを選ぶなど工夫すると子どもの健康的な体づくり、風邪予防に効果的です。
ビタミンC
ビタミンCはお肌に良く、シミ予防にも有効と美容効果が高く、女性の強い味方です。そんなビタミンCには免疫力を高めてくれる働きもあるのです。
ビタミンCはウィルスを退治してくれる白血球の働きを強化します。白血球の働きが活発になると体内に侵入した病原体をどんどん退治してくれるので免疫力がアップするのです。
子どもの健康のためだけではなく、お母様の美容のためにも良い栄養素ですので、ご家族みなさんで意識的に摂取してみてはいかがでしょうか。
ビタミンCが多く含まれるのは主にフルーツです。中でもイチゴやみかん、キウイなどはビタミンCが豊富なフルーツですので、おやつやデザートとして食べさせるのがおススメ。
フルーツを食べて風邪予防なんてお子様もきっと喜ぶはず!
亜鉛
亜鉛は免疫細胞を活性化する酵素を作るために大事な役割を担っています。そのため、亜鉛が不足すると免疫を活性化することが難しくなるのです。
また、亜鉛には免疫力向上以外にも重要な役割があります。それは新陳代謝の活発化です。
新陳代謝とは細胞の入れ替わりのことで、人の体は約3か月ごとに全ての細胞が新しい細胞に入れ替わっています
新陳代謝が低下し、細胞の交換がスムーズに行われなくなると、低体温になる、肌荒れがひどくなるなど体に様々なトラブルが起こってしまうのです。
子どもの場合は成長期ということもあり、新陳代謝のペースが非常に早く、大人よりも多く亜鉛を必要としています。
亜鉛は子どもの成長のため欠かせない栄養素なんですね。そんな亜鉛が多く含まれるのは赤身の肉類やレバー、大豆類です。
風邪の予防に有効な亜鉛ですが、風邪予防だけでなく、子どもの成長に欠かせない栄養素です。子どものために意識的に食卓に出すようにしましょう。
目指せ!子どもの免疫力UP

子どもの風邪やアレルギーはお母様の心配のタネ。誰しも自分の子どもは健康に育ってほしいものです。
時代や環境の変化に伴って子どもの免疫力が低下している現代において我が子の免疫力について考えるのはお母様の大切な役割。
ぜひこの記事を参考に、乳酸菌や免疫力向上に有効な栄養素を食卓に並べてみてください。
 
 
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