おならを我慢するとどうなる?我慢が引き起こす病たち

[最終更新日]2016.11.10
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女性の私生活のお邪魔もの「おなら」。しかし、おならは腸のバロメーターです。しかし、やはり淑女たるもの殿方の前でおならはできませんし、同性の友達の前でもおならはしたくありませんよね。

小学生や中学生の時などに授業中、たった1度「おなら」をしてしまったがために「おなら子ちゃん」とか「ブー太郎」とかあだ名をつけられたり、クラスの先生からいじられたりと、そんなトラウマをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、おならを我慢しすぎると大きな病気につながる場合があります。今回は、そんな我慢しすぎたおならが引き起こす病気についてお話していきたいと思います。

おならを我慢するメリット・デメリット

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あなたが、我慢をしてまでおならをしないということには何かメリットがあるのですよね?では、そのメリットが何かみていきましょう。

1.恥ずかしい思いをしなくて済む
2.好きな人に嫌われたくない
3.友達に嫌われたくない
4.陰口を言われたくない

などが挙げられるかと思います。では、次におならを我慢するデメリットを見ていきましょう。

1.苦しくなる、お腹が痛くなる
2.体臭や口臭がひどくなる可能性がある
3.肝機能障害を引き起こす可能性がある
4.生理不順になったり、生理痛がひどくなる可能性がある
5.不妊症や更年期障害を引き起こす可能性がある
6.大腸がんを発症する可能性を高める
7.アレルギーを発症する可能性がある

いかがでしょうか?メリットは人間関係が円滑になる、デメリットは身体の健康を損なう。しかし、デメリットは「~する可能性がある」という程度。だから皆さんは「自分にはそんなことは起こらない」と仮定して、人間関係を優先するのではないでしょうか。

しかし、実際に病気になってしまってからでは遅いのです。人間関係を大事にすることも必要ですが、適度に“ガス抜き”をすることも忘れないようにしましょう。

おならを我慢することで引き起こされる病気

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おならを我慢することで引き起こされる病気はデメリットにも書きましたね。ここからはその病気について詳しく書いていきたいと思います。

お腹が痛くなる・苦しくなる

まず、「病気」の初期段階としておならを我慢しすぎるとお腹が痛くなったり、苦しくなったりしますよね。これは、ガスがお腹のなかに満タン状態でたまっていることが原因です。必要以上にガスが溜まってしまうと、腸が膨張し他の内臓を圧迫するのでお腹が痛くなったり、苦しくなったりするのです。

だから、おならの我慢のし過ぎは禁物ですよ。適度にガス抜きをしてください。

体臭や口臭がひどくなる可能性がある

こちらは「病気」というほどではないのですが、おならを我慢することによって起きるイヤな症状ですね。おならを我慢すると、我慢したガスは腸に吸収され血中に入り込み口や皮膚から排出されるのです。

体臭や口臭でお困りの方、日常的におならを我慢していませんか?心当たりのある方は改善に努めましょう。

肝機能障害を引き起こす可能性がある

さて、ここからが本格的な病的項目になりますね。では、肝機能障害とはなんでしょうか。詳しく書いていきたいと思います。。

肝臓には「糖代謝」「タンパク質代謝」「脂肪代謝」「胆汁生成」「異物の排せつ有害物の無毒化」「血液凝固成分の生成」などの様々な機能が備わっています。「肝機能障害」とはこれらの働きが悪くなる病気のことです。

おならを我慢すると、肝機能に影響を及ぼす有害な硫化水素などのガスが血中に入り込み、処理しきれなくなった有害成分が肝臓に負担をかけて肝臓機能の低下が予想されます。

肝機能に障害を起こすと、糖尿病や高脂血症、動脈硬化や心疾患など様々な病気を引きおこします。1日おならを我慢したくらいでは「肝機能障害」になるとは考えにくいですが、おならの我慢を慢性的に続けている方は気を付けてください。

婦人病を引き起こす可能性がある

続けて、おならを我慢することで引き起こされる病気で特に女性が気を付けなければいけないのが婦人科系の病気です。具体的には「生理不順」「月経困難症(生理痛)」「更年期障害」「不妊症」などを発症する恐れがあります。

婦人病と腸は関係ないように見えますが、実は大きく関係しているのです。知っている方もいらっしゃると思いますが、婦人病の最大の原因は「腸の機能低下」にあります。腸内環境の悪化から頻発するおなら。

そのおならを我慢することで、腸内に悪玉菌が増加し有害ガスを発生させます。そこで、危険を感じた免疫細胞がそれらを駆除するために「マクロファージ」というお掃除屋を派遣し細菌と戦います。その戦いの中で生まれるのが「活性酸素」。

この「活性酸素」はもともと毒性が強く、体内で増えすぎるとさまざまな病気を引き起こす爆弾のようなものなのです。それにより、身体は恒常性バランスを崩し「婦人病」を引き起こしてしまうのです。

しかし、そうは聞いてもやっぱり「人前でおならをすることができない」という女性が多いので、積もり積もって症状が深刻化していくことが多いのです。女性の皆さん、まずは1日に1回は必ずガスを発散させるように心がけましょう。

大腸がんを発症する可能性を高める

「大腸がん」と聞いて眉間にしわを寄せた方はどれくらいいるでしょうか。「がん」と言えば、「悪性腫瘍」のことですよね。がんで亡くなる日本人はあとを絶ちません。

その「がん」はおならを我慢することでも発症するということをご存知ですか?おならを我慢すると腸内に「悪玉菌」が増殖します。そして、その増殖した悪玉菌は「ニトロソ化合物」という発がん物質を作り出すのです。

そして、その「発がん物質」を倒そうと免疫機能のお掃除屋と呼ばれる「マクロファージ」という物質や人体の細胞に対して攻撃を加える「活性酸素」という物質が生まれ、それが一因となって「がん」を発症するのです。

「がん」とは性別問わず、とても大きな病気で恐ろしい病気でもありますよね。そんな「がん」を発症しないためにも、できるだけおならを我慢する生活は避けたいものです。

アレルギーを発症する可能性がある

アレルギーと聞いて思いつくのが、「花粉症」「アレルギー性鼻炎」「アトピー性皮膚炎」「喘息」「食べ物アレルギー」などが思い浮かぶかと思います。これらのアレルギーは最近では珍しくなくなりました。

では、どうしておならを我慢するとアレルギーを引き起こしてしまうのでしょうか?詳しくみていきましょう。

おならを我慢するということは腸内に悪玉菌が増えて腸内環境が悪化するということです。そして、その「悪玉菌」を倒すために登場するのがお馴染み、免疫機能の一種である「マクロファージ」。このマクロファージは悪玉菌を攻撃してくれる体内の「お掃除屋」と言ったところでしょうか。

このマクロファージが体内で戦い始めると、今度は体内細胞を攻撃する「活性酸素」が生まれます。その活性酸素が外部からの侵入者を排除してくれる「免疫細胞」にも攻撃をしかけるようになり、そのせいでアレルギーのもととなる物質「アレルゲン」を排除する働きのある“IgE”を異常増殖させることがあるようです。IgEが多いとアトピー性皮膚炎や花粉症など様々なアレルギーを引き起こすことになります。

アレルギーをもっていると、くしゃみや目のかゆみ、皮膚のかゆみなどツライ症状に悩まされることになります。アレルギー症状を発症、悪化させないためにもおならを我慢する回数を減らし、腸内環境を整えていきましょう。

おならが我慢できない? これって病気?

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あなたは成人が1日で作るおならの量ってどれくらいか知ってますか?

成人の場合、1日に約1500mℓ~1.5ℓくらいのおならを作ると言われています。この大量のガスを1日に数回に分けて「おなら」として発散しているんです。そして、このおならを身体の外に排出しているのが「肛門括約筋」。

その「肛門括約筋」には「内肛門括約筋」と「外肛門括約筋」があります。これら二つの違いは、自分の意志で肛門を閉めることができるか、できないかです。

内肛門括約筋

内肛門括約筋は肛門の内側を閉めている筋肉のことで、わたしたちの意志では閉めることができません。直腸内のガスの量が規定値に達し「もう溜めるのは無理だ、限界!」と思ったところで内肛門括約筋はガスを外へ放出しようと筋肉を緩めます。

しかし、内肛門括約筋だけではおならを我慢することはできません。わたしたちの意志とは関係なく開いたり閉まったりするのですから。そこで登場するのが「外肛門括約筋」。

外肛門括約筋

この「外肛門括約筋」は肛門の外にあり、わたしたちの意志でギュッと閉じたり、緩めたりすることができます。今まで無意識に閉じたり緩めたりしてましたが、おならを我慢することができるのは、この「外肛門括約筋」があるからなんですね。

おならを我慢できない方は、この「外肛門括約筋」が緩いのではないかと思います。特に高齢の方は筋力が衰えているのでガスが漏れやすくなってしまうようです。

しかし、おならが我慢できない原因はそれだけではないかもしれません。実は、おならの7割は飲み込んだ空気が原因とされていて、残りの3割は腸内細菌が関係していると言われています。

また、「おならを我慢できない病気」というのはありませんが、胃や腸が不調の時はガスがたくさん排出されるものです。そういう時は無理に止めずにおならができる環境であれば自然に逆らわずにガスを排出してあげましょう。

おならを我慢しすぎるのは身体にも精神的にもよくない!

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ここまで、おならを我慢することで引き起こされるリスクや病気についてみてきました。おならを我慢することがそんな大病につながるの?という驚きがあったのではないでしょうか。

「がん」などの大きい病気につながるということは「ある程度」予想できていたかもしれませんが「婦人病」や「アレルギーの原因」になるという情報は、あまり知られていないかもしれません。

女性のみなさんは、オフィスやデート中はもちろんのこと、同棲中の方や新婚さんなんかは自宅でもおならを我慢していることが多いのではないでしょうか。その「我慢」するという行為がストレスにもつながりますし、身体にいいことはまったくありません。

「女性だっておならをする生き物なんだ」「生理現象なんだ」と世間や男性陣が認めてくれればこんなにツライ思いもしなかったのではないでしょうか。しかし、まだまだ「女性のおなら」に対する理解は深まらないような気がします。だからこそ、自分で自分を解放できる時間を作って文字通り定期的に「ガス抜き」をしていきましょう。

 

 

 

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