甘酒にも整腸作用が?植物性乳酸菌が含まれている甘酒とは

[最終更新日]2016.10.19

甘酒というと、甘いお酒と勘違いしている方もいらっしゃるのではありませんか?
お酒という文字が使われていますが、本来の甘酒はアルコールを全く含んでいないかアルコール1%未満のソフトドリンクの扱いです。

昔々からこの甘酒は、子どもにも安心して飲ませることができる甘味飲料であると同時に健康飲料としても重宝されていました。それは甘酒の成分と、その栄養価にあったのです。

それではこの美味しい飲みものが持っている力や、整腸作用などについてご紹介しましょう。

甘酒は昔ながらの健康飲料

甘酒は昔ながらの健康飲料

甘酒はいつごろできたの?

古墳時代には、甘酒が存在していたようですから、日本と一緒に生きてきた飲みものなのですね。この甘酒の人気は江戸時代に大爆発して、単なる甘い飲み物が健康を守る飲みものになります。

健康飲料「甘酒」は夏の飲みものだった

甘酒は、なんとなく寒い冬に飲むイメージがありますね。
でも江戸時代には、夏バテ防止や疲労回復のための健康飲料として真夏にも飲まれていました。ですから、当時発達した俳句では、夏の季語として扱われているんですね。

また江戸時代では、栄養豊富な甘酒は庶民の健康を守る飲み物として、幕府が価格上昇の制限をして誰でも買いやすいようにしていたくらいです。大人の健康維持だけでなく、子どもの死亡率がとても高かった当時は、疫病や食中毒の予防として子どもに飲ませることも多かったのです。

甘酒に含まれる麹菌や乳酸菌を摂取させることで病気を遠ざけていた、昔の人の自然から得た知恵なのですね。

 

甘酒の栄養価

甘酒と聞くと、「甘~い飲みもの」という記憶があって、一体どのくらいお砂糖が使われているのか気になるところです。また、とてもお酒っぽい甘酒と、そうでない物もあります。一体どう違うのでしょう。

甘酒は2種類

  • 麹を使った甘酒
  • 酒粕を使った甘酒

甘酒の成分

麹を使った甘酒

米麹と米が原料で、造られる過程でコウジカビの酵素が米のデンプンを分解して甘みを作り出す。同時に乳酸発酵もする。

酒粕を使った甘酒

酒粕が原料で、作り方が簡単な上、発酵酵母など色々な栄養素も含まれている。材料が酒粕のために、アルコールが少量含まれる。

甘酒の栄養(麹を使った甘酒)

甘酒はその半分が糖分です。お米を発酵させてできるブドウ糖の甘味で、砂糖による甘さではありません。この他に、ビタミンB1, B2, B6, 葉酸、食物繊維、オリゴ糖、システイン、アルギニンやグルタミンなど、多くの栄養素が含まれています。

そして米麹が原料なので、当然植物性乳酸菌も豊富に含んでいます。またカロリーは湯呑一杯で80kcalあります。

なるほど、甘酒は2種類あるのですね。甘い理由も、栄養価がとても高いこともよく分かりましたね。植物性乳酸菌も含まれているのですね!確かにこれなら、健康飲料として江戸時代に人気が爆発したわけです。でも、ちょっと気になるのはカロリーと糖分乳酸菌の量でしょうか・・・。

 

甘酒の健康効果

甘酒の健康効果

甘酒の健康効果として期待できるものは次のようなことがあります。

 

  • 腸内環境を整える
    甘酒には植物性乳酸菌が含まれるので、腸で善玉菌を増やしてくれるのに役立ちます。

 

  • 疲労回復
    ビタミンB群は、疲労回復に効果的です。また、多くのアミノ酸を含んでいて体力増強にも効果があります。

 

  • 美白効果
    日本酒は美肌作りに良いと言われます。これは日本酒にも甘酒と同じく麹が含まれているからです。甘酒にも同様に、抗酸化作用とメラニン抑制効果があり、シミやそばかすの予防に効果があると言われています。

 

  • ストレス軽減
    アミノ酸の一種であるGABAが含まれており、神経を静める効果があります。

 

  • 肥満防止
    麹が作る酵素の一種には、体重増加を抑制する効果があると言われています。

 

甘酒、これさえあればOK?

甘酒の栄養価は大きいですし、効果もたくさんありますから健康維持には甘酒があったら何の心配もないようです。でも、ちょっと待って下さい、本当に甘酒だけで大丈夫なのでしょうか?

甘酒の糖分とカロリーは大丈夫?

カロリーは湯呑一杯が80kcal程度でした。つまり120ccくらいのヨーグルトと同程度のカロリーです。砂糖は使っていなくても、かなりな糖分が含まれています。

甘酒の植物性乳酸菌だけで美腸をめざせる?

甘酒は植物性乳酸菌を含むことから整腸にも役立ってくれます。ですが、腸内環境改善が目的なら、どのくらい期待できるでしょうか。

植物性乳酸菌が湯呑一杯にどのくらい含まれるか分かりません。カロリーや糖分も気になるところから、一日一杯を限度とすると、甘酒から摂れる乳酸菌で腸内環境改善を目指すのはちょっと非効率的かもしれませんね。

やはり、腸内環境の改善ならヨーグルトや乳酸菌サプリにはかなわないでしょう。

甘酒、現代でも「スーパー健康飲料」!?

栄養価が高く評価されている甘酒は、江戸時代には本当に健康を守る飲み物であったわけです。でも、現代の私達の食生活状況と当時では大きな差がありますね。

栄養豊かな食事を摂れなかった当時の人たちにとって、甘酒は大きな栄養補給原でした。でも現代の食生活は豊かです。ですから現代の食生活に合わせて、不足している物を必要に応じて効果的に補うのが大切ですね。

 

まとめ

甘酒の健康効果は色々あります。ですから、甘酒に頼り切ってしまうのではなく、生活の中でうまく利用してゆくことが大事ですね。例えばコーヒーを飲むことの多い方ならそのうち一杯を甘酒に代えてみたり、食欲のおちている風邪気味の時や夏バテの時に飲むなど工夫して、健康を維持できるように食生活にプラスしてみてくださいね。

 

 

 

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